こんにちは!ゆきんです。
普段、私達が暮らしている日々の中には、ネコさんにとっては危険なことがたくさん潜んでいます。
特に、ネコさんをお家に迎えたばかりの飼い主さんには、わからないこともたくさんあるかと思います。(私がそうでした)
これくらいなら大丈夫だろう……が、実はとても危険なんだということを、
我が家の愛猫たち(享年19歳・享年21歳)が身をもって教えてくれました。
中でも記憶に残っているヒヤッとした3つをお伝えしたいと思います。
湯船のお湯
冬のお風呂は格別に幸せな心地になれますよね。
温かい湯船にゆっくり使って体の芯から温まって、一日の疲れをとる…最高ですよね。
実は、ネコさんって温かい場所を見つける天才なんです。
うちのネコさんは、お風呂が好きではないのに、気付くとふたをした湯船の上に乗っていることがよくありました。
問題の日、ふたの上に乗った瞬間に少しずれたのか、最初から少しずれていたのか、突然物音がして、もしや?と思い、お風呂に駆けつけると、中のお湯に落ちて必死にもがいていました!
しかも、ふたと浴槽の壁にはさまれて、もがくのが精一杯の状態になっていました。
すぐに引き上げて、事なきを得ましたが
「物音にもし気付かなかったら…」「もし家に居なかったら…」と思うと怖い出来事でした。
その頃はお風呂の残り湯を洗濯に使うために貯めていたのですが、それ以来、残り湯を貯めて使うことは一切やめました。
お風呂に入るときも、お湯を貯めたらすぐ入り、お風呂への扉は厳重に閉めるようにしました。
車内に乗せる
4月〜5月くらいだったと思います。
当時、寒い地域にある実家に住んでいた私は、やっと暖かくなったし、お出かけをしようと荷物を車に積んで、ネコさんも最後に乗せました。
車内は暖かいと感じる程度だったので、エアコンも付けていなければ窓も開けていませんでした。
出かける直前、家族に呼び止められて、家の中で少し話をしていました。
ほんの数分でした。
10分までは経ってなかったと思うのですが、
車に乗り込むと、まるでワンちゃんのように、ネコさんが口を開けて全身で息をしていました。
可愛い口からはよだれが垂れていました。
一瞬で血の気が引きました。
熱中症だと…。
すぐに窓を全開にして風を当てて、エアコンも最大にしました。
幸い、だんだんと落ち着きを取り戻して、元のネコさんに戻ってくれ、事なきを得ました。
とても後悔しました。
と同時に、私が思うほんの短い時間だとしても、ネコさんにとったら命に関わる重大なことなんだと思い知らされました。
バ○サン
1Kのアパートで一人暮らしをしていた頃のお話です。
快適に暮らすために害虫対策でバ○サンを焚くことにしました。
ネコさんには有害なものになってしまうので、バ○サンを焚く部屋とキッチンに通じる扉を閉めて、ネコさんはキッチンに避難させていました。
いざ、始動させました。音とともに煙が勢いよく出てきたのがわかりました。
私も初めての使用だったので、緊張していました。
突然、聞いたことがないものすごい高い音が鳴り響きました!
とっても動揺してびっくりして、考えてみたら…
火災報知器が反応してしまっている音!でした。
私は、どうにかして止めないと!って、パニックになって焦って扉を開けてしまいました。
その瞬間、2匹のうちの1匹のネコさん(臆病な性格の子でした)が、私と同じく大きな音に驚いてパニックになって、まさに今バルサンを炊いている真っ白で息もできないような部屋に飛び込んでしまいました。
そしてあろうことかベッドの下の奥に潜ってしまいました。
部屋は煙と臭いでまともに息が出来ません。こんな状況になるんだと恐怖に感じました。
ベッドの下に潜り込んでしまったネコさんには手が届きません。
それでもいったん落ち着いて、鼻と口を手で抑えて、必死にベッド下のネコさんを引きずり出しました。
なんとか…なんとか…
キッチンに戻ることが出来ましたが、ネコさんはよだれを垂らしていて、中毒症状のようなものが出ていました。
今思い出しても、ネコさんには本当に悪いことをしてしまったし、怖かったです。
一歩間違えれば、助け出す時間が少し遅かったら…取り返しがつかないことになっていたかもしれません。
幸い、しばらくしたらネコさんはいつものネコさんに戻ってくれました。
まとめ
ネコさんを家族に迎えて、本などを読みいろいろ学んでいたつもりでしたが、認知していること以上に気をつけてあげなければいけないことはたくさんありました。
学ばせてもらってからは、常に「今、ネコさんがどこにいるか」「何をしているか」を確認するようにしました。
出かけるときにも、ネコさんの居場所や様子をしっかり確認してから家を出るようにしました。
気付いていないだけで、日常にはネコさんにとって危険がいっぱい隠れています。
ネコさんの性格にもよりますが、人間の不注意で大切な家族である愛猫が危険な目に合うようなことがないように、十二分に気を付けて守ってあげたいですね。
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