こんにちは。ゆきんです。
先日、21歳7ヶ月と17日一緒に過ごしてくれた、我が家のアイドルネコ『きき』♀が虹の橋へと旅立ちました。
ネコさんの21歳は、人間に換算するとなんと100歳です。
人懐こくて好奇心旺盛で、とても心の優しい『きき』にはたくさんの幸せな時間を過ごさせてもらいました。
感謝の気持ちでいっぱいです。
マイペースで気まぐれだと言われているけど、そんなところも可愛くて癒やしをくれるとても愛らしいネコさん。
大切な家族の一員であるネコさんには一日でも元気に長生きしてもらいたいですよね。
大好きなネコさんと少しでも長く一緒にいるための秘訣として、私がしてきたことを書かせてもらいますね。
ネコさんの平均寿命
ネコさんの平均寿命、気になりますよね。
一般社団法人ペットフード協会の2021年の調査によると
外ネコさんは、13.75歳。
完全室内ネコさんは、16.22歳。
という結果がでているようです。
外で暮らすネコさんには危険がいっぱいです。
交通事故、感染症、猫同士のケンカ、カラスやイタチ、自然に囲まれた土地ならキツネやたぬきなどの天敵、寒さ暑さ、ネコさんのことをこころよく思わない人も世の中にはいます……など。
なので、何かあればネコさんの寿命は平均年齢より短くなってしまうこともあります。
私が子供の頃、外で暮らしていたネコさんたちの寿命は2〜3年の子もいれば、10年ほどだった子もいたと記憶しています。
完全室内飼いネコさんのことを、
「家の中に閉じ込めてしまうのはかわいそう」
「自由にさせてあげたい」
など、いろいろな意見がありますが、安全な家の中で暮らすことが、ネコさんにとって何よりも幸せなことだと私は考えています。
お仕事でなかなか家に居られなくて、
「ネコさんが退屈するんじゃないか」
「運動量は大丈夫かな?」
という心配があれば、
ネコさんの体調管理(運動不足解消)のために、家具の配置を工夫して高さ低さをつけてあげたり、キャットタワーを置いてあげたりするとネコさんは喜んでくれます。
外の景色を見られるようにしてあげるのも、気分転換になって良いと思います。
長く一緒にいるための秘訣
健康で長生きしてもらって、長く一緒にいるためには、食べるものが大切です。
人の体と同じように、ネコさんの食べたものは健康、寿命を左右します。
お水・ごはん
朝起きたらまず一番に、お水の交換とごはん(ドライフード)の交換または補充です。
自分がネコさんの立場だったら、いつでも新鮮な美味しいお水を飲みたいですよね。
『きき』は、冷たいお水にビクッとなってしまう子だったので、冬はもちろん、夏でもお水は人肌程度に温めてからあげていました。
お水の交換は、朝と夕方、夜寝る前にしていました。
ホコリや髪の毛が入っていたら、その都度交換です。
ごはん(ドライフード)は若いときから下部尿路の健康維持に考慮してある総合栄養食を食べてもらっていました。
一気に食べるタイプではなく、ちょこちょこ食べる子だったので、湿気ったりいたんだりを最小限にするために、少なめにだいたい同じ量をいつも入れていました。
お水や、ごはん(ドライフード)の器は、ひげがなるべく当たらないような広さのあるものを使っていました。
交換のたびに、スポンジ(ネコさん用)でキレイに洗います。
高齢になってからは、かがむことが負担になってしまうので、なるべく楽な姿勢になるように、発泡スチロールでできたブロック(100均にありました)などで、高さを作ってあげていました。
トイレ
お水とドライフードの準備が終わったら、すかさずトイレ掃除です。
私が寝ている間に使ったトイレのおしっこやうんちをとります。
このときトイレ側面が汚れていたら、
「食品成分だから食器にかかっても安心」と表示してある、
ルック『 キッチン用アルコール除菌スプレー』を吹きかけて、汚れをキレイに拭き取りました。
うちのネコさんの場合は何ともなかったのですが、アルコールが心配な方は水拭きで良いです。
そして、砂を継ぎ足しました。
その時の目安となる砂の量ですが、我が家の場合は、だいたいトイレの底から3分の2の量(7センチほど)はあるようにしていました。
砂の量が少なくなって、なかなかうんちしないな…と思いながら、量を補充して増やしてあげたら、すぐトイレに駆け込んできた来たことが何回かありました。
そしてトイレは月に1度は洗ってキレイにしていました。
ネコさんはとてもきれい好きなので、トイレをキレイに保ってあげるとストレスなく過ごしてくれますよ。
ネコさんに与えてはいけないもの
私は、21年間一度も人間の食べ物を与えてはいません。
かつお節について
最初の頃に人の食べ物をあげたりはしていなかったので、もうずっと、私や家族が食べているものを欲しがることは一度もありませんでした。
口元へもっていったとしても、全く興味がない様子でした。
ただ、かつお節とにぼしだけは例外でした……
寝ている『きき』に気付かれないようにしても、目を覚まして寄ってきました。
例えかつお節でも、ネコさん用のものではないので、ネコさんにしてみたら塩分やミネラル量が多すぎて、尿路結石を引き起こします。
喜んでくれるのが嬉しくて、ネコさん用のかつお節なら問題ないと思い、毎日ドライフードにふりかけていたら、尿路結石になってしまったことがあります。
ネコさん用のかつお節でも、毎日与えることはやめましょう。
そして、心配な方はパッケージに記載してある量よりも少なめにしてあげることをオススメします。
人間の食べ物
ネコさんにとって有害な食べ物を調べてみました。
・いか、たこ、えび、アワビ
・ネギ類
・ブロッコリー、キャベツ、アボガド、
・チョコレート、カフェイン飲料
・牛乳、乳製品、
・ぶどう、レーズン
・生卵、生肉、骨
ネコさんにとって有害になる食べ物を調べても、「健康であれば大丈夫」とか、「少量なら大丈夫」などと説明欄に記載してあることがあります。
あいまいではっきりしないので、少しでも良くないものであるとわかっているなら、わざわざ危険をおかしてまで食べさせることはしませんでした。
お花
お花や観葉植物にもネコさんにとって有害なものがあります。
特に身近なものについては
ユリ科である
・ユリ
・チューリップ
・スズラン
・ヒヤシンス
があります。
ユリ科の花、葉っぱ、茎、など全部の部分には毒性があって、
花粉や花瓶のお水でも症状が出る場合があるそうです。
チューリップは、万人に好まれている可愛らしいお花で、春になると卒業や入学、退職や転勤など、人からいただくこともよくありました。
心のこもった大切なお花を、お部屋に飾りたいところですが、ネコさんにとっては致命的になることが多く最も気を付けなければいけない植物の一つです。
観葉植物
ネコさんが食べると有害な観葉植物
・ポトス
・ゴムの木
・サボテン
・アロエ
・モンステラ
・アイビー
・ドラセナ
・ベンジャミン
危険なものではなくても、猫草以外の植物は『きき』の手の届くところには絶対置かないを徹底しました。
留守番してもらうときは、『きき』の行動範囲から完全に出す。
どれだけ気を付けていたとしても、万が一ということがあるので、少しでも危険な可能性が考えられるものは、家の中に持ち込むことは一切しませんでした。
なので、我が家の観葉植物は、ホームセンターで購入した「猫草」でした。
どうしても観葉植物を置きたい場合は、ネコさんにとって、安心安全なものかどうか、しっかり調べてからにしましょう。
まとめ
ネコさんが欲しがるものでも、ネコさんにとっては命の危険につながるものはたくさんあります。
安心安全なものだとしても念には念をいれて、観葉植物やお花をネコさんの活動スペースに置くのなら、細心の注意をはらって、常にネコさんのことを観察していてあげてくださいね。
ネコさんは、例えそれが自分にとって命の危険がある、毒のあるものだとしてもそれがわからずに好奇心のままかじってしまったり、食べてしまったりしてしまうことがあります。
しっかり見ていてあげましょう。
危険なもので防げるものは何としても防ぎましょう。
安全であると言われているものでも、食べた後に少しでも様子がおかしかったら、すぐに動物病院を受診して下さい。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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